AKAとは関節運動学的アプローチの略で、関節包内運動を治療する技術で、整形外科の領域で最近注目を浴びている徒手療法です。
これが痛みの治療によく効きます。
カイロや整体等と同じ様なものと考えてよいですが、最も違う点は非常に弱い力で行うことです。
歯の噛み合わせは全身とつながっていますから全身にひずみがある場合は先にAKAを行って、噛み合わせの調整をいたします。
その場合歯の調整量は最小限で済む場合が多いです。
また噛み合わせの異常は悪い生活習慣によっても起こります。片方でしか噛まないで食事をしたりする場合、左右の咀シャク筋のバランスがくずれて顎がずれてしまいます。
例えば右側だけで噛んでいると、右側の噛み合わせが低くなり顎が右へ移動してしまいます。
顎の重心がくるい顔、肩が右へたおれてきます。それをかばい右の腰が上がります。また足のバランスが悪くなり、膝や足の痛みを訴える場合もあります。
噛み合わせが悪くなると血流も悪くなりますので噛み合わせ以外の肩こり、頭痛、首の痛み等神経系、免疫系、内分泌系の病気も誘発される場合があります。この場合は顎と正しい位置にもどすような歯の治療を行います。
また噛み合わせの異常は一本の虫歯の治療からでもおこります。
虫歯の治療で、歯の詰め物、かぶせ物(金属等)をセットする時、歯科のチェアーを横に寝た位置で赤い紙をカチカチ噛んで調整するだけでなく、顔を正面にした状態(床に直角に座った状態)で調整することが基本です。
どの状態で噛んでも違和感がない様にすることが必要です。
顎の位置は正面、下を向く、左右の首の回転した位置で変わります。それぞれの位置でカチカチ噛んでみてください。実感すると思います。もし噛み合わせが悪いままでセットされると顎はそこをさけて噛むようになります。
顎の位置がズレて何日かで慣れることが多いですが、その場合すぐにではありませんが体にひずみが出ることが多いようです。半年後に腰痛がおきても歯科の治療によって起きているものだと患者さんは思わないと思います。
また噛み合わせ異常は詰め物、かぶせ物の形態、舌や頬っぺたに当たる部分が過剰(でっぱりすぎている)だと不快な刺激として体の異常として現れることがあります。
また大事なことはその人に合っていない詰め物やかぶせ物の金属があれば体に合った詰め物、かぶせ物、金属にかえてやる必要があります。
その時の診断には筋肉反射テスト(オーリング)を使います。